新宿のネカフェで宿泊する”ゆい”の話
こんにちは。
私は千葉県市川市に住むマリ(24歳)です。
都内のアパレル店に勤めています。
私の高校の同級生で、現在ネットカフェの住人となっている女の子がいるので、その子のことなどを書いてみたいと思います。
この子・ゆい(仮名)は、私と同期の24歳。
半年前から新宿歌舞伎町のネットカフェに住んでいます。
もちろん、ちゃんとネカフェの料金を払っているので、違法ではありません。
24時間で2,472円(税込み)だそうです。
30日連続して滞在する場合には1日あたり1,977円(税込み)になるそうですが、ゆいは日ごとに払っていると言っていました。
30日連続して滞在!
ネットカフェでそんなことができるのか、と最初は思いましたが、話を聞いているとそういったケースはかなりあり、ゆいのいるネカフェでは、50室ぐらいある客室が満室に近いそうです。
つまり、ネカフェがアパート状態になっているのでしょうか!?
私がまず思ったのは、この2,472円という料金が高いのではないか、ということです。だって、2,472円で30日いたとしたら、
74,160円
ですよ。
74,000円だったら、ワンルームマンション借りられますよね?もし1日1,977円だとしても、30日で59,310円、マンションか少なくともアパートでは暮らせます。
でも、ゆいにきくと、契約時の敷金・礼金がない、住所が不定、保証人がいないなど、賃貸に入居する条件がそろわないのだそうです(保証人がいないっていうのは、彼女が実家に今の状態を言えないことで、親に保証人になってもらうお願いが出来ないからだそうです)。
それで、1ヶ月74,160円の出費。
これは大変だと思います。
私は、市川市で家賃62,000円のワンルームマンションに一人暮らしですが、それより高いことになります。
なぜ彼女がネットカフェに宿泊している(住んでいる?)のかというと、実にいろいろな事情があったようです。
22歳のときに一度結婚しているのですが、その結婚が相手方の親に認めてもらえず(意味不明)、今は別居中とのこと。旦那とはたまに連絡を取っているようですが、会うことはないそうです。
それで彼女は(親に悪いと思って)埼玉の実家に帰れず、とりあえず一人で何とか暮らしているとのこと。
次に続きます。